三木章とは
受け継がれる技と、今を生きる力
株式会社三木章刃物本舗のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。弊社は、大正8年から受け継がれた刃物鍛冶屋です。
代表取締役 長池 勝寛
“使用される人の気持ちになって、真心のにじみ出る製品を作らうよ”
大正8年 美嚢郡別所村(現在の兵庫県三木市別所町)で、創業者である長池章が「長池小刀製作所」という屋号で、小刀・小鉋の製造を行ったのが始まりです。小刀鍛冶である創業者は、鍛造・鍛接など自由に鉄を変形させるのが得意だった様で、お客様のニーズに合わせた刃物を多く製造していたそうです。
時代が大正から昭和と移り変わると、「商標を売る時代」へと変遷することを見定めた創業者は、自分の名「章」はあきらかにするという意味を用いて、三木のよき刃物をよりあきらかに世間に広めたいと念願し、三つの木の中に章と書き、「三木章(ミキショウ)」と呼ぶことにし、昭和2年 商標登録の申請を行いました。
二代目 長池俊次の時代になると、時代の流れや二代目の盆栽に対するこだわりから「園芸刃物の製造」、また小刀鍛冶の技術を活かし、「彫刻刃物の製造」を始めるようになり、昭和49年5月 徳島県名西郡に徳島支店を開設、昭和58年6月 阪神百貨店に木彫売場を開設いたしました。
現在、3代目長池勝寛により、各ホームセンターや全国の有名刃物金物園芸店に展開しており、手作り用品の総合メーカーとなりました。
先代遺訓である、「使用される人の技になつて、真心のにじみ出る製品を作らうよ」という言葉に従って、これからも、皆様に親しまれる製品をご提供していきたいと思っております。